New Arts Trio
1980
室内楽
First Prize
Rebecca Penneys(ピアノ)
Piotr Janowski(ヴァイオリン)
Steven Doane(チェロ)
New Arts Trioは、1980年ナウムブルク室内楽賞の受賞者に選ばれました。1974年にMilwaukeeのWisconsin Conservatory of Musicの常駐トリオとして結成され、1977年4月にアンサンブルとして最初の公演を行いました。教員を務めていた同音楽院のあるMilwaukeeで毎年の室内楽シリーズを行うとともに、New York、Boston、Cleveland、Philadelphia、San Francisco、Washington DC.、Los Angelesなど、全米で演奏しました。
New Arts Trioは、室内楽の演奏と共同指導を行い、NewfoundlandからBerkeleyまで各地の大学に登場しました。メンバーはEastman School of Musicの教員を務め、1978~2012年にはChautauqua Music Festivalに常駐し、同音楽祭の室内楽プログラムを立ち上げました。1980年代には、USISの国務省文化交流事業によるヨーロッパ・ツアーを2回行いました。Fleur De Son Classicsに録音を残しています。
ナウムブルク賞の一環として、Robert Moevsへの委嘱作品Trioが贈られ、1981年4月28日、Lincoln CenterのAlice Tully Hallで開催されたNew Arts Trioのナウムブルク公演で世界初演されました。
ナウムブルク公演、1981年4月28日、Lincoln CenterのAlice Tully Hall
New Arts Trio、1980年室内楽賞
Rebecca Penneys(ピアノ)、Piotr Janowski(ヴァイオリン)、Steven Doane(チェロ)
プログラム
Beethoven: Trio in C minor, Op. 1 No. 3
Charles Ives: Trio (1904)
Robert Moevs: Trio, 世界初演、ナウムブルク委嘱作品
Brahms: Trio in B Major, Op. 8
批評抜粋、 The New York Times、1981年4月29日
演奏会:New Arts TrioがMoevsの新作を演奏
「昨年のウォルター・W・ナウムブルク財団室内楽賞を受賞し、昨夜Alice Tully Hallで行われた演奏会は、その理由を十分に示した。この賞は通常、どれほど将来性があっても、まだ実績のない団体には贈られない。十分に成熟し、すでに高い職業的水準に達した団体の頭上に戴かせる月桂冠なのだ。ピアノ三重奏団New Arts Trioは、その基準を見事に満たしていた。
MoevsのTrioは、明らかに20世紀中頃の語法による2楽章の作品で、ヴァイオリンとチェロの陰鬱な対話で始まった。やがてピアノが、抗議のように聞こえるうなり声を上げたが、すぐにその暗い議論に加わった。Epilogueと題された第2楽章では、弦楽器が駒の近くで激しく弾くことにより、幽霊のような、ガラス質の音を生み出した。しかし作品全体は、灰色で、何に由来するとも知れぬ重々しさの印象を残した。」― Donal Henahan
コンクール
1980年 室内楽コンクール
First Prize
委嘱作品
Robert Moevs: Trio

